【奈良】
今回、御朱印は『一条天皇』でいただきました
【正暦寺 御朱印】
以前お受けした
【正暦寺 御朱印帳】
平成28年10月よりいただけます
【正暦寺 福寿院 御朱印】
【日本清酒発祥之地】
本来、寺院での酒造りは禁止でしたが
神仏習合の形態をとる中
鎮守や天部の仏へ献上するお酒として
荘園からあがる米を用いて
寺院で自家製造され
「僧坊酒」と呼ばれていました。
正暦寺は
創建当初は86坊、多い時には120坊あり
大量の「僧坊酒」を作る
筆頭格の大寺院。
「三段仕込み」や「諸白造り」など
近代醸造法の基礎となる酒造技術を確立し
革新的酒造法として
室町時代の古文書『御酒之日記』や
江戸時代初期の『童蒙酒造記』に
記されており
『日本清酒発祥の地』と
云われています。
現在は庭園も含め
全面的に写真撮影禁止となっています
※以下は過去に撮影した写真となります
【柿本人麿の詠】
「 秋山の黄葉を茂み 迷ひぬる
妹を求めむ山道知らずも 」
万葉集
(平成26年撮影)
福寿院客殿は
1681年、建替え・建立された建物
【福寿院 借景庭園】
(平成26年11月撮影)
上壇の間を持つ数寄屋風客殿は
国の重要文化財に指定
県指定重要文化財の孔雀明王像
京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵
【山 号】菩提山
【院 号】龍華寿院
【寺 号】正暦寺
【御本尊】薬師如来
正暦3年(992年)
一条天皇の発願により
関白九条兼家の子・兼俊が創建。
中世には興福寺の別院として栄え
伽藍が並ぶ大寺でしたが
今は本堂・鐘楼・福寿院のみ残っています。
1916年(大正5年)再建。
正暦寺には
3000本を越える楓が山内にあり
11月になると徐々に色付き
緑と黄色や赤の紅葉が混ざり合い
錦のように見える事から
古来より
「錦の里」と呼ばれる
奈良の隠れた
紅葉の名所になっています。
菩提仙川の渓流の山道には
苔むした石垣が続いています
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≪奈良・オリジナル御朱印帳≫
奈良・オリジナル御朱印帳①
奈良・オリジナル御朱印帳②